空気抵抗係数Cd
空気抵抗係数は、車の形が空気の中をどれだけ滑りやすいかを示します。一般的には低いほど、高速道路での効率に有利です。 公称航続距離は、あくまで管理された試験条件での値だからです。実際の走行では、速度、気温、タイヤ、道路状況、積載量、そして充電できる頻度によって結果が変わります。
比較のしかた
Cdは前面投影面積とあわせて見比べましょう。実際の空力負荷はCd×前面投影面積に近いため、流線形の大型SUVでも空気を大きく押しのけることがあります。
- 同じ試験サイクル同士なら、公称航続距離で比較する。
- 自分の使い方に近い高速道路、冬場、市街地の比率を見積もる。
- 空力性能とタイヤは、バッテリー容量と同じくらい重要になることがある。
何が影響するか
航続距離が変わるのは、車が空気抵抗、転がり抵抗、暖房や冷房、標高、雨、荷物、速度にエネルギーを使うからです。
- 高速走行では空気抵抗の損失が大きく増える。
- 寒い時期は車内暖房の負荷が増え、バッテリー出力も下がることがある。
- タイヤ、ルーフボックス、雨は、バッテリー自体を変えなくても効率を変える。
よくある落とし穴
Cdが低いことを示す見出しだけで、車幅が広い、背が高い、重い、あるいは効率の悪いタイヤを装着している場合まで低消費電力だとは限りません。
- 寒い気候や高速走行では、結果が予想以上に変わることがある。
- ルーフボックスや幅広タイヤは、気づかないうちに航続距離を削ることがある。
空気抵抗係数:なぜ実航続距離は変わるのか
航続距離は、バッテリー容量が同じでも、空気抵抗、気温、タイヤ、速度、積載量によって変わります。
EVRadarでの空気抵抗係数
公開済みの306台をもとに
平均 0.3 Cd
最小
0.17 Cd
一般的
0.3 Cd
最大
0.656 Cd